池辺雪子のFX基礎講座3 期間によるトレード手法の分類
FXはポジションを持ってから決済するまでの保有期間によって、トレード手法が分類されています。
最も短い保有期間の取引をスキャルピングと呼びます。
これは「皮を剥ぐ」という意味の言葉ですが、数分から数時間の保有期間で数銭の利益が出たら決済するというものです。
これを繰り返すことで、小さな利益を積み重ねていくのが特徴です。
次に、ポジションを持ってから1日以内に決済するのがデイトレードです。
これはスキャルピングよりも少し保有期間が長いので、大体数10銭から1円程度の利益を取るのが一般的です。
そしてもう少し長く、数日から数週間程度保有して、決済するのがスイングトレードです。大体数円程度の利益を狙うことが可能です。
さらに長く、数週間から数ヶ月程度保有するのが、ポジショントレードと呼びます。
また、スワップポイント狙いの長期保有のポジションもありますね。
狙う値幅を考えてポジションの保有期間を決めても良いですし、
生活スタイルに合わせて保有期間を決めるのも良いでしょう。