池辺雪子のFX基礎講座6 フィボナッチリトレースメント

フィボナッチ級数は自然界の現象に数多く出現しており、相場でもテクニカル分析の1つとして取り入れられています。

 

フィボナッチ級数とは、13世紀にイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが1202年にウサギの出生率に関する数学的解法として発表したもので、連続する2つの和はその上位の数になるというものです。

1+1=2、1+2=3、2+3=5・・・と無限に続く数列です。

0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, …

 

相場では過去の動きに対し、ある一定の比率で押し(戻し)の動きを示すことは良く知られています。
その相場の押しや戻しの目標価格を推測する手法として、フィボナッチが使われます。

 

リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」を意味しており、フィボナッチリトレースメントとは波動の天井と底をフィボナッチ比率(23.60%、38.20%、50%、61.80%、76.40%)で分割したものです。

強いトレンドにおいては最小の押し(戻し)である38%前後、弱いトレンドの場合は62%前後まで押し(戻し)があると見ることができます

 

尚、日本の罫線でも目標価格を推測する手法として、半値押し(戻し)、1/3押し(戻し)、2/3押し(戻し)などがあり、フィボナッチとよく似ています。